建設業界に対して、「休みがない」「残業が多い」「見て覚えろと怒鳴られそう」といった不安を抱えていませんか? 株式会社ネクスパイアは、長野県と関東エリアの二拠点で、大手企業の一次下請けとして大規模な鉄骨鳶・現場溶接工事を担う安定企業です。
同社を率いる小松誠一郎社長は、「求人票に嘘は書かない」と断言します。年間休日115日、残業は月平均わずか3時間。そして有給休暇を使って家族の行事に参加することが当たり前の環境は、どのようにして作られたのでしょうか。
今回は、小松社長の波乱万丈な経歴から、リーマンショックを経てたどり着いた「社員と家族を守る」という熱い経営哲学、そして未経験者を一人前の職人に育てる覚悟まで、たっぷりと語っていただきました。
■プロフィール
- お名前: 小松 誠一郎(こまつ せいいちろう)さん
- 所属部署/役職: 株式会社ネクスパイア 代表取締役
- 経歴: 16歳で建設業界に飛び込み、23歳で独立。長野・関東エリアで大規模現場の鉄骨鳶・現場溶接工事を請け負うプロフェッショナル集団を率いる。
社員たちのリアルな声を聞く
実際にネクスパイアで働く20代・30代の社員が、入社の決め手や日々の働き方を本音で語っています。
■【第1章】タウンページ片手に直談判した16歳。泥臭く駆け抜けた独立への道

―― Q1. まずは、小松社長がこの業界に入ったきっかけを教えてください。やはり昔から建設の仕事に興味があったのでしょうか?
はい、そうですね。小学校高学年の頃から、とにかく高いところに登るのが好きだったんですよ。ビルの非常階段を勝手に登ったりしてね(笑)。現場で働く職人さんたちのニッカポッカ姿がすごくかっこよく見えて、スリル満点な鳶職人にずっと憧れていたんです。
―― 高いところが好き、というのが原点なんですね。そこからすぐに鳶職人になられたのですか?
いえ、それがちょっとした勘違いから始まりまして。16歳で高校には行かずに職安経由で就職したんですが、いざ現場に行ってみたら鳶じゃなくて「鉄筋屋」だったんですよ。「俺がやりたいのはこれじゃない!」と気づいて、すぐに辞めてしまいました。
そこからが本番です。当時は携帯電話もネットもない時代ですから、実家にあった分厚い「タウンページ」を引っ張り出してきて、鳶職の会社を調べまくりました。せっかくやるなら巨大な建物を作るような、大きい仕事がしたかった。だから片っ端から電話をかけて、「清水建設と取引がある」というその地域で一番大きな会社を見つけ出したんです。そこに直接乗り込んで「雇ってください!」と直談判しました。そうしたら、その場で即面接・即採用になりましたね。若さと勢いだけはありましたから。
―― 16歳でそこまでの行動力、本当にすごいです。その後、23歳という若さで独立されていますが、順風満帆だったのでしょうか?
とんでもない。むしろどん底からのスタートでした。長野オリンピックが終わった後、業界全体が大不況に陥って仕事が激減してしまったんです。私は18歳で結婚していてすでに子供もいたんですが、月に3日しか出勤できないような状態が1年半も続きました。
これじゃあ家族を養っていけない。そう思って、生きるために23歳で独立を決意したんです。当時はとにかくお金になるなら、鳶の仕事じゃなくても穴掘りでも何でもやりましたよ。本当に泥臭い毎日でしたが、あの時の苦労があったからこそ、今の自分があるんだと思います。
■【第2章】リーマンショックが変えた経営哲学。「会社は継続、そして人」

―― 家族を守るための独立だったのですね。昔から今のようにおおらかな経営スタイルだったのでしょうか?
いやいや、20代の頃は今とは真逆でしたよ。とにかく「正月も日曜もいらない、バリバリやってなんぼ!」という感じで、ガムシャラに働いていました。従業員に対しても、昔ながらの職人気質というか、頭ごなしに怒鳴り散らすようなスタイルでしたね。今思い返すと、本当に血の気が多かったなと反省しています。
―― そうだったのですね。そこから、どのような出来事があって現在のような「社員を大切にする」考え方に変わっていったのですか?
最大の転機は、2009年のリーマンショックです。あの時は本当にきつかった。うちの仕事が完全にゼロになってしまったんです。もちろん私自身のお金にも困りましたが、何よりも「従業員の生活をどう守ればいいんだ」と頭を抱えました。
でも、そんな絶望的な状況でも、当時の従業員たちは誰一人として辞めずに会社に残ってくれたんです。仕事がない間も耐えてくれて、その後の震災復興の特需が来たときには、みんなでバカみたいに稼いで会社を助けてくれました。あの時、心の底から痛感したんです。「会社は組織だ。人がいないとどうしようもないんだ」って。
会社というのは、ただ利益を上げるだけじゃダメで、「継続」していかなきゃいけない。そして継続するためには、従業員が働きやすい環境作り、いい会社作りが絶対に必要なんです。
―― 従業員の方々との強い絆があったのですね。「家族優先」という方針も、その頃から強まったのでしょうか?
そうです。実は私自身、昔は仕事ばかり優先していて、自分の子供の授業参観や運動会にほとんど行けなかったという強い後悔があるんです。だからこそ、「今の従業員には、家族のために時間を大切にしてほしい」と強く思うようになりました。
仕事も大事ですが、家族あってこその仕事でしょ? だから、子供の行事などがあれば、有給を使って休むことを積極的に後押しするようになりましたね。
■【第3章】「うちは嘘を書かない」──休日115日が本当に実現できている理由

―― 求人票には「年間休日115日」「残業ほぼなし」とありますが、一部の会社では求人票と実態が違うという声も聞きます。ネクスパイアさんでは本当に実現できているのでしょうか?
はっきり言います。うちは求人票に嘘は書きません。
たしかに、業界の一部には「休日120日」と謳っておきながら実態が伴っていなかったり、朝5時に集合して夜10時まで残業代もなしで働かされたりする過酷な環境があるのは事実です。資材の積み下ろしや移動で無駄に拘束時間が長い会社も多いですからね。
でも、うちは違います。私たちは専門性が高い鉄骨鳶であり、大手企業の一次下請けとして仕事に入っています。元請けの管理がしっかりしているので、現場が休みの日は私たちも確実に休みになります。だから年間休日115日がきちんと取れるんです。
それに、通勤時間以外の無駄な拘束──例えば会社に集まってからの図面拾いや、過度な資材の積み込み作業などは極力なくしています。現場での作業が終わればサッと帰る。だから、残業も月平均で3時間程度しかありません。
―― それは求職者にとって非常に安心できる事実ですね。有給休暇の取得についてはいかがですか?
毎月1〜2日は有給を取る社員が多いですよ。理由は「子供の卒業式や入学式に行くから」「家族旅行に行くから」といった家族優先のものがほとんどです。
誰かが休む時は、現場は他の人間でカバーしてスケジュールを調整します。だから、「休みたいと言い出しにくい」なんて空気は一切ありません。むしろ、休む時はしっかり休んで、家族との時間を楽しんでこいって送り出しています。
■【第4章】未経験でも大丈夫。「最初の3日間」は社長自ら教えます

―― 未経験から建設業界に入るのは不安が大きいと思います。ネクスパイアさんでは、入社後どのような教育をされているのですか?
現場は危険を伴う場所ですから、最初は誰でも不安で当たり前です。だから、入社後最初の3日間は、私自身が直接マンツーマンで徹底的に安全教育を行います。現場の1日の流れ、時間割、絶対に立ち入ってはいけない区域など、命に関わるルールを叩き込みます。
その後、会社負担で特別教育の資格を取ってもらい、職長レベルの頼れる先輩について3ヶ月ほどかけて現場の空気に慣れてもらいます。
未経験者が最初につまずくのって、実は「道具の名前がわからない」ことなんだよね。先輩に「あれ持ってこい」と言われてもチンプンカンプンで怒られる。それが嫌で辞めちゃう子もいる。だからうちは、写真付きの専用ファイルを作って、まずはそれを見ながら道具の名前を覚えることから始めてもらっています。
―― 社長自ら最初の教育をされるのは、大きな安心感がありますね。現場に出るようになってからは、どのように成長を促していくのでしょうか?
入社して1年くらい経って、安全の基本がしっかり身についたら、少しずつ自分で考えさせて、実際にやらせてみるようにしています。人間って、ある程度「困らないと伸びない」んですよ。失敗を恐れずに挑戦させる環境が大事です。
実際、入社2年半の若手が今、難しい溶接試験に向けて毎日一生懸命練習に励んでいます。そういう姿を見ると、本当に頼もしいなと思いますね。
ただ、どれだけ成長しても妥協しない絶対ルールが一つだけあります。それは「安全帯(フルハーネス)の着用」です。毎日やっていると、どうしても人間は面倒くさくなってくる。でも、それが重大災害に直結するんです。だから私は抜き打ちで現場に足を運んで、命を守るルールだけは100%守らせています。厳しく聞こえるかもしれませんが、それが従業員に対する一番の愛情だと思っています。
■【第5章】「給料は下げない」一生モノの技術と誇りを手に入れよう

―― 評価や給与制度についても教えてください。職人さんのモチベーションをどのように維持されているのでしょうか?
うちは毎年4月に必ず昇給のタイミングを設けています。私の経営者としての信条なんですが、従業員に対する評価というのは、最終的には「給料」という形で還元するしかないと思っています。彼らが頑張ってくれている以上、私は一生給料を上げ続けないといけない。だから、これまで一度も給料を下げたことはありません。
未経験で入社した初年度でも年収350〜450万円、経験を積んで腕を磨けば最高年収750万円のレンジまで到達できます。
評価の基準は、単なる作業のスピードや技術だけではありません。現場での「コミュニケーション能力」もすごく重視しています。周りの雰囲気を悪くしていないか、仲間と気持ちよく連携できているか。そういった人間性の部分も、正当に評価して給与に反映させています。
―― 技術だけでなく、人間性も見ていただけるのは嬉しいですね。最後に、社長が考えるこの仕事の誇りや、求職者へのメッセージをお願いします。
私たちがやっている鉄骨鳶や溶接という仕事は、どれだけAIやロボットが進化しても、決して代替できない専門技術です。100年経ってもなくならない、一生モノの技術なんですよ。
外で思い切り体を動かして、太陽の光を浴びながら、巨大な建物が少しずつ形になっていく。そのダイナミックな達成感は、他の仕事では絶対に味わえません。適度に体を動かすからか、うちの職人でストレスを抱え込んでうつ病になるような人はほぼいませんしね。何より、クタクタになるまで働いて、一日が無事に終わった後に飲むビールが、とんでもなくうまいんだよね(笑)。
未経験で迷っている方には、「最初からガツガツさせるような会社じゃないから安心しろ」と伝えたいです。安全第一で、社長も先輩も全力でバックアップするので、少しでも興味があれば思い切って飛び込んできてほしい。
そして、経験者で今の環境に悩んでいる方。長野県内でも、うちの待遇や福利厚生には自信があります。家族との時間をしっかり大切にしながら、自分の腕で正当に稼ぎたいと思っている人にとっては、間違いなくいい会社だと思っています。
少しでも気になったら、まずは気軽に話を聞きに来ませんか? 面接というより、現場の雰囲気を見にくるだけでも大歓迎です。あなたとお会いできるのを楽しみにしています。
■まとめ
タウンページを片手に飛び込みで就職を決めた16歳の少年は、数々の苦労とリーマンショックという大波を乗り越え、従業員と家族を何よりも大切にする経営者へと成長しました。
「うちは嘘を書かない」。小松社長のその力強い言葉の裏には、従業員を危険から守るための厳しさと、有給取得を笑って送り出す深い愛情がありました。AIには真似できない一生モノの技術を身につけ、巨大な建造物を作り上げる。そして、仕事終わりの最高の一杯を仲間と味わう。
ネクスパイアには、ごまかしのない誠実な労働環境と、確かな誇りを持って働ける舞台が用意されています。
■ネクスパイアは、新たな仲間を募集しています
「今の過酷な労働環境を変えたい」「家族との時間をもっと大切にしたい」「未経験から、一生食いっぱぐれない技術を身につけたい」。
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