【鉄骨作業員の給料は安い?】稼げる職人と稼げない職人の決定的な違いとは

「毎日汗水流して鉄骨を組んでいるのに、給料明細を見るたびにため息が出る」

「危険と隣り合わせの仕事なのに、割に合わないんじゃないか」


現場で働く中で、ふとそんな不安を感じることはありませんか。鉄骨作業員、いわゆる鉄骨鳶や鍛冶工の仕事は、建物の骨組みを作る花形職種です。しかし、その重要性に対して「給料が安い」と感じている職人さんが少なくないのも事実です。


でも、はっきりとお伝えします。鉄骨作業員は、決して「稼げない仕事」ではありません。むしろ、正しいキャリアを積み、適切な環境を選べば、一般的なサラリーマンを大きく上回る収入を得ることが可能な職種です。


この記事では、建設業界の人材支援に長く携わってきた私が、鉄骨作業員の給料のリアルと、稼げる職人になるための具体的な道筋を解説します。今の環境にモヤモヤしている方は、ぜひ参考にしてください。




■【現状分析】鉄骨作業員の給料相場と「稼げない」と感じる理由

まず、世間一般で言われている鉄骨作業員の給料相場について見ていきましょう。地域や経験年数にもよりますが、日当で見ると「1万2000円〜1万8000円」程度がボリュームゾーンと言われています。月収に換算すると、およそ25万円から40万円前後といったところでしょうか。


決して低い金額ではありませんが、「夏は暑く冬は寒い」「高所作業のリスクがある」「体力の消耗が激しい」といった業務の過酷さを考えると、「もっと貰ってもいいはずだ」と感じるのは当然のことです。


なぜ、多くの職人さんが「稼げない」と感じてしまうのでしょうか。私の経験上、大きな理由は以下の2点に集約されます。


一つは「日給月給制」の不安定さです。雨天や現場の進捗状況で休みが増えれば、その分ダイレクトに収入が減ってしまいます。これでは、いくら日当が高くても年収ベースでは伸び悩みます。


もう一つは「下請け構造」の問題です。元請けから遠い三次請け、四次請けの会社に所属していると、どうしても中間マージンが引かれ、現場の職人に還元される金額が少なくなってしまいます。


しかし、これらはあくまで「構造上の問題」であり、すべての鉄骨作業員に当てはまるわけではありません。実際に、安定して高収入を得ている職人は存在します。その違いはどこにあるのか、次章から深掘りしていきましょう。


この記事の目次

- 【現状分析】鉄骨作業員の給料相場と「稼げない」と感じる理由

- 【業界のリアル】給料が高い現場・低い現場の決定的な差

- 【キャリア戦略】鉄骨作業員として年収を上げる3つのステップ

- 【会社選び】求人票で見るべき「隠れた優良企業のサイン」

- 【解決策】残業ほぼなしで高収入!株式会社ネクスパイアの給与モデル

- 【将来性】「次代の頂点」を目指す環境で、一生モノの技術を




■【業界のリアル】給料が高い現場・低い現場の決定的な差

同じ鉄骨作業員でも、年収400万円の人もいれば、600万円以上稼ぐ人もいます。この差を生む要因は、個人の腕前だけではありません。「どのような現場(会社)で働いているか」という環境要因が非常に大きいのです。


給料が高い現場には、明確な特徴があります。



・元請けや一次請けに近いポジションであること

商流が上流であればあるほど、工事単価は高くなります。大手ゼネコンの一次請けとして入っている会社などは、安全管理基準が厳しい反面、それに見合った適正な単価が設定されていることが多いです。



・大規模な案件を扱っていること

大型物流倉庫や高層ビル、商業施設などの大規模修繕や新築工事は、工期が長く予算も潤沢なケースが多いです。こうした現場をメインに扱う会社は、経営が安定しており、職人への還元率も高くなる傾向にあります。


一方で、小規模な住宅の鉄骨工事や、突発的な応援ばかりを行っている会社の場合、どうしても単価が抑えられがちです。また、工期が短いため現場がコロコロ変わり、移動や段取りのロスが発生して稼働効率が落ちることもあります。


「きつい仕事だから給料が高い」のではなく、「利益が出る構造の仕事をしているから給料が高い」。これが業界のリアルです。もしあなたが今、どれだけ頑張っても給料が上がらないと感じているなら、それはあなたの技術不足ではなく、会社の「仕事の取り方」に原因があるかもしれません。




■【キャリア戦略】鉄骨作業員として年収を上げる3つのステップ

では、現状を打破して年収を上げていくためにはどうすればよいのでしょうか。ただ漫然と現場をこなしているだけでは、給料は上がりません。戦略的なキャリアアップが必要です。ここでは3つのステップを紹介します。



・ステップ1:資格武装で「代わりのきかない人材」になる

まずは、現場で必須となる資格を網羅することです。玉掛け、鉄骨の組立て等作業主任者はもちろんですが、さらに一歩進んで「溶接(アーク、半自動など)」や「高所作業車」などの資格を取得しましょう。特に溶接技術を持つ「鍛冶工」としてのスキルも兼ね備えた鉄骨鳶は、現場での重宝され方が違います。資格手当がつく会社も多いので、直接的な給与アップにもつながります。



・ステップ2:職長・管理能力を身につける

作業員としての腕を磨いたら、次は「人を動かす側」を目指してください。職長として現場を回せるようになると、会社からの評価は一変します。図面を読み解き、段取りを組み、安全かつスムーズに工事を進める能力。これがあれば、職長手当がつくだけでなく、より条件の良い会社への転職もしやすくなります。



・ステップ3:固定給+賞与のある会社を選ぶ

これが最も重要かもしれません。先ほど触れた「日給月給」の不安定さを解消するため、「月給制」を採用している会社を選ぶことです。雨の日でも給料が保証され、さらに賞与(ボーナス)がある会社に移るだけで、年収が数十万〜100万円単位で変わることも珍しくありません。


「残業代で稼ぐ」という考え方は、体力が資本のこの仕事では長く続きません。「基本給のベースが高い会社」かつ「技術を正当に評価してくれる会社」を選ぶことこそが、鉄骨作業員として長く安定して稼ぐための最適解です。


次章からは、実際にどのような視点で会社を選べばよいのか、求人票の見るべきポイントについて具体的にお話しします。




■【会社選び】求人票で見るべき「隠れた優良企業のサイン」

「給料が高い会社に行きたい」と思って求人サイトを眺めても、どこも似たようなことが書いてあって迷ってしまう。そんな経験はありませんか?

実は、求人票には「良い会社」を見分けるための隠れたサインがあります。給与の額面だけに目を奪われず、以下のポイントをチェックしてみてください。



・手当の種類と充実度

基本給が高いのはもちろん魅力的ですが、それ以上に注目すべきは「手当」です。

例えば、「家族手当」や「住宅手当」がある会社は、社員の生活を丸ごと支えようという意思があります。また、「職長手当」や「資格手当」が明記されている会社は、頑張ってスキルアップすれば給料が上がる仕組みが整っている証拠です。これらが積み重なると、手取り額に大きな差が生まれます。



・福利厚生と「道具」の扱い

意外と見落としがちなのが、退職金制度や社会保険の完備状況です。建設業界ではまだ未加入の会社も存在しますが、長く働くなら必須条件です。

また、「道具支給」や「作業着・空調服の支給」があるかも重要なポイントです。自腹で道具を揃えるとなると、年間で数万円〜十数万円の出費になります。これらを会社が負担してくれるということは、それだけ経営に余裕があり、職人を大切にしているというサインです。



・休日の取り方

「稼ぎたいから休みはいらない」という若い職人さんもいますが、30代、40代と歳を重ねても同じ働き方ができるでしょうか?

「土日休み」や「長期休暇(GW・お盆・年末年始)」がしっかり確保されている会社は、現場の工程管理がしっかりしている証拠です。無理な工期で詰め込む会社は、休みが不定期になりがちです。


これらの条件が揃っている会社は、単に「条件が良い」だけでなく、「人を育てる余裕がある」会社だと言えます。




■【解決策】残業ほぼなしで高収入!株式会社ネクスパイアの給与モデル

ここまで、稼げる鉄骨作業員の条件や会社選びのポイントをお伝えしてきました。

「でも、そんな理想的な会社、本当にあるの?」と思われたかもしれません。


もしあなたが、長野県や関東エリアで「安定した高収入」と「プライベートの時間」の両立を目指すなら、私たち株式会社ネクスパイアという選択肢があります。


私たちは、鉄骨建方や現場溶接工事を専門とする会社です。

「次代の頂点(Next Spire)」を目指すという社名の通り、古い業界の慣習にとらわれない、新しい働き方を実践しています。



・月給25万円〜60万円+賞与年2回

私たちは日給制ではなく、安定した「月給制」を採用しています。

未経験の方でも月給25万円スタート。経験や能力によっては月給60万円も可能です。

【年収例】

22歳(経験2年):年収400万円

36歳(経験5年):年収500万円

このように、年齢や社歴に関わらず、実力次第でしっかりと稼げる給与体系を整えています。



・残業は月2〜3時間程度。ほぼ「定時退社」です

「稼ぐ=長時間労働」ではありません。当社の残業時間は月に平均2〜3時間。1日あたり数分レベルです。

なぜなら、大手ゼネコンの一次請けとして大規模案件(物流倉庫や工場など)を中心に行っているため、施工管理が徹底されており、無理な残業が発生しないからです。

17時に作業を終え、家族と夕食を囲んだり、趣味の時間に使ったりと、メリハリのある生活が送れます。



・充実の手当で生活をサポート

家族手当(1万円)、住宅手当(条件有)、出張手当、職長手当など、各種手当も充実させています。もちろん、社会保険完備で退職金制度(勤続1年以上)もあります。


今の環境で「給料が上がらない」「休みがない」と悩んでいるなら、ぜひ一度私たちの環境を見てみてください。

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■【将来性】「次代の頂点」を目指す環境で、一生モノの技術を


鉄骨作業員の仕事は、地図に残る建物の「骨」を作る、誇り高い仕事です。

AIやロボットが進化しても、現場で鉄骨を組み、溶接の火花を散らす職人の技術は、これからも決してなくなることはありません。


株式会社ネクスパイアでは、未経験からでもプロフェッショナルを目指せる環境を用意しています。



・資格取得は「全額」会社支援

玉掛け、アーク溶接、高所作業車など、業務に必要な資格の取得費用は会社が全額負担します。働きながら一生モノの国家資格を手に入れることができます。



・道具も車も支給します

仕事に必要な腰道具やインパクト、空調服などはすべて会社から支給します。さらに社用車での通勤もOK。身一つで飛び込んできても、すぐに活躍できる体制があります。


私たちは、社員一人ひとりが技術を磨き、豊かになることが、会社の成長につながると信じています。

「きつい・汚い・危険」と言われたのは過去の話。これからは「稼げる・休める・カッコいい」鉄骨作業員を目指しませんか?


経験者の方はもちろん、異業種からのチャレンジも大歓迎です。

少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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